薄荷(ハッカ)

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【生薬名】薄荷 ヨミ:ハッカ

夏期の熱射病による頭がふらつく・発熱・口渇・尿が濃いなどの症状に用いる。

【基 原】

新修本草に初めて収載。シソ科 Labiatae 薄荷 Mentha arvensis L. (ハッカ)の全草。

【性 味】

味は辛、性は涼。(帰経:肺・肝経)

【主成分】

menthol C10H20O ・ menthone C10H18O などからなる精油を含む。Camphene ・ limonene なども含む。

【臨床応用】

生薬分類は、辛涼解表薬。中薬の効能は疏散風熱、清利頭目、利咽、透疹。辛涼解表剤であり、清熱解毒薬とともに使い、風熱による頭痛、目赤などに用いるほか、麻疹の初期あるいは風熱外束で肌表に皮疹の遅いときに用いられる。

【用 量】

2〜6g

【規 格】100 g

【産 地】中国

【コメント】

乳汁分泌低下の副作用があるので、一般に授乳中の婦人には用いてはならない。

※取り扱い上の注意

1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。

3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

※上記内容は情報として掲載しております。

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