忍冬(ニンドウ)

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【生薬名】忍冬 ヨミ:ニンドウ

【別名】スイカズラの茎葉

風熱による発熱・軽度の悪風寒・咽痛に用いる。

第三類医薬品

【基 原】

スイカズラ科(Caprifoliaceae)スイカズラLonicera japonica Thunbergの葉および茎。開花直前の花のつぼみを金銀花(きんぎんか)という。

【性 味】

味は甘、性は寒。(帰経:肺・胃・心・脾経)

【主成分】

イリドイド:Loganin、オレアナン系サポニン:Loniceride A〜C、フラボノイド:Luteolin Corymbosin Chrysin Hyperoside Loniflavone Lonicerinなど、カフェ酸誘導体:Chlorogenic acid。

【臨床応用】

生薬分類は、清熱解毒薬。中薬の効能は清熱解毒、疏散風熱。清熱解毒、疏散風熱の効能を持つので、経絡風熱を消し止痛に働くので、癰腫瘡毒、咽喉腫痛および関節の紅腫熱痛、風熱痺痛など経絡不利に使用する。清熱解表薬として用いるほか、風湿による痺痛にもよく使用する。

【用 量】

9〜30g

【規 格】100 g

【産 地】中国

※取り扱い上の注意

1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。

3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

※上記内容は情報として掲載しております。

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