山茱萸(サンシュユ)

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【生薬名】山茱萸 ヨミ:サンシュユ

補益力は十分であるが、薬性はおだやかである。滋養と収斂の効能がある。

【基 原】

ミズキ科 Cornaceae 山茱萸 Cornus officinalis Sieb. Et Zucc. (サンシュユ)の果実を乾燥したもの(核をとって果肉を用いる)。

【性 味】

味は酸・渋、性は微温。(帰経:肝・腎経)

【主成分】

cornin ・ gallic acid ・ tartaric acid ・ malic acid ・ビタミンA様物質。

【臨床応用】

生薬分類は収渋薬。中薬の効能は、補益肝腎、収斂固渋。山茱萸は補益肝腎の作用があり、精を補うこともできれば、陽を助けることもできる。そのために、.肝腎虚虧による眩暈、腰や膝がだるく無力、インポテンツ、遺精、滑精、尿失禁、自汗などに用いる。

【用 量】

2.5〜6g

【規 格】100 g

【産 地】中国

【コメント】

尿が出にくいものには投与してはならない。

※取り扱い上の注意

1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。

3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

※上記内容は情報として掲載しております。

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