【生薬名】石膏 ヨミ:セッコウ
解熱作用・鎮静作用・消炎作用
(外用での使用の場合)
【基 原】
含水硫酸カルシウム鉱石 Gypsum
【性 味】
味は甘・辛、性は大寒。(帰経:肺・胃経)
【主成分】
生石膏は含水硫酸カルシウム CaSO4・2H2O を含む。
【臨床応用】
生薬分類は清熱瀉火薬。中薬の効能は清熱瀉火、除煩止渇。主として裏熱に使用し、温熱病に対する主薬である。肺熱による咳嗽、痰稠、発熱、喘息、胃火上炎の頭痛、歯齦腫痛炎などに使用。熱象に外用する。生石膏の粉末を創面に塗布すると、冷感があって痛みが止まる。
【用 量】
15〜30g、外用適宜。
【規 格】100 g
【産 地】中国
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
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