海馬(かいば、かいま)

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味甘。性温。帰経は肝・腎。 海馬はいわゆるタツノオトシゴのことを言い、別名を水馬・龍落子などともいう。 海馬には男性ホルモン作用があり、マウスの発情期を延長させる作用があると報告されている。 海馬を使った漢方薬としては海馬補腎丸があります。20年ぐらい前、ネオン街にある薬局さんでは「ちょっと今日の夜は頑張りたいんだけど」という相談があり海馬補腎丸もよく使われていたらしいです。ただ、バイアグラなどの西洋薬が発売されて、最近では出番も少なくなりました。 ただ、実際には海馬はバイアグラなどの一時的な精力剤と違い、継続的に元気がない、ぼーっとして動かない、などの精神的な減退、継続的な精力減退に使うと効果のある処方ですので、例えばご高齢の方のそういった症状などにはまだまだ有効です。 今は老人の疲労だけで無く、不妊症(高齢妊娠・出産)や男性不妊、更年期や女性の冷え性の改善などにも使います。 規格:10匹 (美麗品、一匹単位約2g) 【効能】 ●強壮・滋養作用があり、効能は海竜とほぼ同じ。滋養強壮により全身の抵抗力を強くする ●腎陽虚の夜間頻尿、白帯下に海馬スープを飲む ●強壮剤で興奮作用があり性欲を促進させる ●老人および衰弱者の精神衰弱にも用いる ●海馬補腎丸は男女ともに腎の弱りによる性欲減退や腰痛、冷え、夜間尿などを改善する。八味地黄丸でいまいち効果の弱かったものによい 通常、煎じる場合は1日2~6グラムです。 【注意】 陰虚内熱・外感・脾胃虚弱には用いるべきでない。 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

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